テナントの工事区分は?

query_builder 2025/05/15
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テナントの工事区分には、A工事・B工事・C工事の3種類があります。
これらは、工事の内容や範囲・費用負担者・業者の選定者によって分類可能です。
この記事では、それぞれの工事区分について説明します。
▼テナントの工事区分
■A工事
A工事とは、建物のオーナーが業者の選定・発注・費用負担を行う工事です。
主に建物の共用部分や、躯体に関する工事が該当します。
具体的には、外装・外壁・共用トイレ・エレベーター・消防設備・共用部の給排水設備などです。
これらの工事は、建物全体の維持管理に直結するため、オーナーが主導して行います。
■B工事
B工事は、オーナーが業者を選定し、テナントが業者への発注と費用負担を行う工事です。
テナントの専有部分でありながら、建物全体に影響を及ぼす可能性のある工事が該当します。
空調設備・防災設備・電気・照明設備・防水工事などが具体例です。
オーナーの指定した業者が工事にあたるため、費用が高額になる傾向があります。
■C工事
C工事とは、テナントが業者の選定・発注・費用負担を全て行う工事です。
テナントの専有部分内で、建物全体に影響を及ぼさない工事が該当します。
内装の変更・照明器具の設置・什器の配置・電話・インターネットの配線工事などが具体例です。
テナントが自由に業者を選定できるため、コストやデザインの面で柔軟に対応できます。
▼まとめ
テナント工事の種類には、A工事・B工事・C工事があります。
このうちB工事では、オーナー指定の業者による工事となるため、費用や工事内容について十分な確認が必要です。
『株式会社リンクス』は、東京に拠点を置き、店舗の内装工事を承っています。
テナント工事についてお考えの方は、ぜひご連絡ください。

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